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こんなときは遺言

こんなときは遺言

予測不可能な未来に備えて
人は皆、いつか天に召されます。これだけは間違いないことです。
死がいつ訪れるか、その正確な時期は誰にもわかりません。不幸にして若くして亡くなる方もいらっしゃいますし、齢百を過ぎていまだご健在な方も多数いらっしゃいます。こればかりはまさに天命と言う他ありません。
そして、遺言は予測不可能な未来のことに備えるためのものですから、程度の差はあれど誰もが潜在的に必要としているものであると言えます。
遺言は特別なことではありません
私たちは普段の生活の中で、問題が起こりそうなことがあったら、問題にならないよう気をつけて生活するはずです。
場合によっては保険をかけたり、トラブルにならないための対処をするでしょう。
遺言もこれと同じです。ただ、対処すべきことが自分がいなくなったあとにやってくる問題なだけで、むしろ問題の質は人生における重大事です。
遺言について考えることは、普段の生活の中だったらごく当たり前に考えて対処している問題について考えることなのに、なぜか躊躇し先送りにされてしまいがちです。
これはある意味、人生の義務を放棄することと言えるかもしれません。
遺言は特別なことではありません。ご家族の日常の延長にある、ごくごく自然なことなのです。
必要かどうかだけでも確認することが大事です
後悔先に立たず、遺言による備えは早いに越したことはありません。事が起こってからでは対処できないことがたくさんあります。
私たちの経験上なによりも怖いのは、ご相談を受けて話を伺っている中で初めて、とんでもない問題の火種に気付くケースがとても多いと言うことです。
今のままでは大変なことになる、そのことに気付いていないケースがたくさんあるのです。
実際に遺言を作るかどうかはともかくとしても、遺言が必要かどうかを確認する作業は誰にでも必要です。
こんな人は遺言が必要です
遺言の必要性を確認するのは大事なことですが、次の条件に当てはまる人や似たような事情がある人は急いで作る事をお勧めします。
また、これ以外でも遺言を作った方がいい場合はたくさんあります。一度は専門家に意見を求めてみてはいかがでしょうか?
他人に遺産を渡したい
他人に遺産を渡すためには遺言で遺贈する必要があります。
遺言しないと遺産を確実に渡せないばかりか、仮に渡せたとしても高額の税金がかかる恐れがあります。
前夫・前妻に親権が行かないようにしたい
離婚後、自分に万一のことがあった場合、子供の親権が実の親である前夫・前妻に移ることがあります。
子供の親権を前夫・前妻に移すことを望まない場合、遺言で後見人を指定しておくと安心です。
特定の子に事業を継がせたい
事業資産や会社の持分を、事業を継ぐ子に優先的に渡せるよう、遺言する必要があります。
できることなら、同時に相続させやすい会社組織に改編することも検討した方が良いでしょう。
遺産分割トラブルが予想されている
遺言がなければ遺産分割協議が必要になりますが、子供たちの折り合いが悪いなど最初からトラブルの発生が予想される場合は、遺言で遺産分割の方法を定め、遺言執行者を指定してしまったほうが良いでしょう。
代襲相続がある
不幸にしてお子さんの中にすでに亡くなった方がいる場合など、本来の相続人の子がいる場合は、相続人の子が代襲相続人として相続することになります。
代襲相続人は他の相続人よりも一般に年齢が若く、また身内の中での発言力も低いので、不公平な相続になってしまいがちです。
代襲相続人への不公平な扱いを排除するためには、遺言で代襲相続人への配慮をすることが必要です。
配偶者の老後に備える必要がある
配偶者の監護を誰かにお願いしたいときは、遺言で負担付きの遺贈をするのが確実です。また、十分な遺産があれば遺言で信託を設定するのも良い方法です。
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