遺言・相続・成年後見サポートオフィスTOP

遺言・相続・成年後見の頼れる知恵袋

遺言・相続・成年後見サポートオフィスTOP 遺言 相続 成年後見 地域活動 お問い合わせ 運営者情報 LINK
遺言の意義 自筆証書遺言 公正証書遺言 秘密証書遺言 遺言でできること こんなときは遺言 こんな遺言は危険 遺言文例

こんな遺言は危険

こんな遺言は危険

家族を不幸にする危険な遺言

適切な遺言は、残された人たちを数々のトラブルから守り、幸福な生活をもたらすことができます。
しかし、その一方で家族にトラブルをもたらしたり、不幸にしてしまったりする遺言書、危険な遺言もあります。
あなたの遺言は危険ではありませんか?

危険な遺言は十人十色

遺言は十人いれば十通りの作り方があります。逆に言えばそれぞれの人に特有の危険な遺言があります。
大切なのは、自分にとってどのような遺言が危険なのか、それを理解して避けることです。

誰にとっても危険な遺言

なにが危険な遺言かは十人十色ですが、一方で誰にとっても危険な遺言になりやすいパターンも存在しています。ここに挙げたものはその典型であってすべてではありませんが、このような遺言にならないよう注意して作ってください。
もしも自分が作った遺言が当てはまっていたら、内容を吟味して作り直しを検討した方が良いでしょう。
二重解釈ができる
文面を文字通り解釈しようとしても、複数の解釈ができてしまう文章があると、遺言の解釈を巡る紛争の元になります。
作った直後ではなかなか気付きませんが、しばらくしてから読み返してみたら気付くこともあります。他の人に読んでもらうのも良い防止策です。
訂正が多い
遺言書の訂正は様式が厳格な上にたくさんの文字を書き込むので、あまりたくさんの訂正があるとわかりにくくなってしまいます。さらに、訂正部分をさらに訂正してあったりすると判読不可能になりかねません。
訂正は最小限にとどめ、多くなったら思い切って最初から書き直しましょう。
内容が矛盾している
遺言の中身が長いと、いつの間にか矛盾した内容を書いていることがあります。また、矛盾とまでは行かなくとも、重要な要素の解釈がはっきりしていないと紛争の種になりかねません。
平易で明確な内容を記載するように心がけることで防止できます。
一体性が確認できない
複数枚にわたる遺言をしたためた場合、どこからどこまでが一体の遺言なのかがわかるようにしておかないと、最悪の場合無効になってしまいます。
ホチキス止めして割印する、2枚以上にならないよう大判の紙に書くなどの配慮が必要です。
保管場所がわかりにくい
せっかく作った遺言も、保管場所がわからないとそのまま忘れ去られてしまうかもしれません。
また、相続手続完了後何年もしてから見付かった場合など、大変な紛争になるかもしれません。
保管方法についても十分な配慮が必要です。
夫婦で一通の遺言になっている
1通で複数の人間が遺言することはできません。夫婦で遺言する場合はそれぞれ1通ずつ、別々に作りましょう。
1通にすると無効になってしまいます。
複数の遺言がある
新旧の遺言があっても、原則としてすべての遺言が有効です。後の遺言に前の遺言と矛盾する部分がある場合は、その部分についてだけ後の遺言の内容が有効になります。
2つの遺言を組み合わせて解釈するのは、難解で紛争の元になります。
新たに遺言を作るときは、古い遺言を取り消すことをはっきりと書いて、最初から作り直すようにしましょう。また、古い遺言が自筆証書や秘密証書ならば、シュレッダーにかけるなりして後に残さないようにしましょう。
遺留分減殺請求に対する対処がない
遺留分を侵害する内容の遺言は、遺留分減殺請求を受ける可能性があります。
遺留分は相続人に認められた正当な権利ですので、請求されたら拒めません。
できれば遺留分侵害する遺言は避け、どうしても遺留分を侵害する内容の遺言をする場合は、遺留分を巡る紛争に対応できるよう、対処も盛り込んだ遺言にしましょう。
長期間見直していない
資産状況、家族を取り巻く環境、遺言を取り巻く環境は刻一刻と変化を続けているはずです。
そのような状況下で何年も変更されずに置かれている遺言は、現状に全くそぐわない内容になっている可能性が高いです。
少なくとも10年、できれば3年に1度は見直しをすることをお勧めします。
長期間見直しをされていない遺言書は、もっとも危険な遺言書の1つです。
こんなときは遺言←prev next→遺言文例
遺言・相続・成年後見の頼れる知恵袋 最終更新日 
Copyright(c) 2002-2008 Administrative Lawyer Arai Office All Right Reserved.